「難儀(なんぎ)」は色々な場面で使われている言葉で、その意味は1つではありません。
ここでは難儀のそれぞれの意味についてわかりやすく解説していきます。
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難儀の意味
難儀は2つの意味を持っている言葉です。
1つ目は「苦労すること」という意味。
この意味では「雪道に難儀する」というように使います。
2つ目は「難しいこと」や「面倒なこと」という意味。
この意味では「難儀な話になる」というように使います。
漢字をみると、「難」は「苦しみ」や「むずかしい」、「儀」は「事柄」という意味を持っている言葉です。
したがって、2つを合わせた「難儀」は「苦労すること」や「難しいこと」という意味になります。
ちなみに、新潟の方言には「なんぎぃ」という言葉があり、これも「苦しい」や「つらい」という意味の言葉です。
難儀の使い方
<苦労することという意味>
- 若いころは何でもなかったことが、歳を取ると難儀になってくる。
- 1人では難儀するだろうと思って、新人のサポートにつくことにした。
<難しいことや面倒なことという意味>
- 難儀な話になりそうな気配だったので、その場から離れた。
- ちょっとした交通事故だったのだが、相手がガラの悪い男だったために難儀なことになった。
というように使います。
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