お力添え
ビジネスシーンでよく使われる「お力添え」という言葉。
社会人であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「お力添え」は、間違って使われることもあるので注意が必要な言葉です。
正しい意味を理解し、適切に使えるようにしましょう。
スポンサーリンク
お力添え(おちからぞえ)の意味
お力添えは「目上の人などから力を貸してもらうこと」を意味する言葉です。
お力添えは謙譲語なので、目上の人などに対して使います。
目下の人や同僚などには使いません。
「お力添えいただき感謝します」で「お力を貸していただき感謝します」という意味になります。
お力添えの誤用
「お力添え」はあくまでも「他人からの助力」を意味する言葉なので、自分が力を貸す場合は使えません。
「お力添えいたします」というような使い方は誤りということですね。
自分が力を貸す場合は「お手伝いさせていただきます」などと表現すると良いでしょう。
ちなみに「力添え」は「力を貸すこと」という意味なので「力添えいたします」という使い方はできます。
これに「お」がくっついた謙譲語は自分には使えないということですね。
お力添えの使い方
- 皆さまのお力添えに心より感謝しております。
- お力添えをしていただければ幸いです。
- お力添えを賜りたい(たまわりたい)と存じます。
というように使います。
スポンサーリンク