「デカダンス」は日常会話で使われる機会は少ないですが、小説などではちょこちょこと登場する言葉です。
デカダンスはどのような意味の言葉でしょうか。
スポンサーリンク
デカダンスの意味
デカダンス(décadence)はフランス語で、「虚無的・退廃的な風潮や生活態度」という意味の言葉です。
虚無的(きょむてき)は「世の中や人生などがむなしく思われるさま」、退廃的(たいはいてき)は「道徳や健全さが失われているさま」という意味の言葉です。
「人生はデカダンスである」で「人生はむなしいものである」というような意味になります。
デカダンスは良い意味では無いです。
また、デカダンスは「デカダン」と略して使われることもあり、この場合も意味は同じです。
デカダンスの使い方
- 投資に失敗して多額の借金を背負うことになり、夢も希望も失ってデカダンスに陥った。
- 友人の田中は明るい性格にみえるが、どこかデカダンスが感じられるので、少し気がかりである。
- 若いころはデカダンスを気取っていたが、年をとった今になってはなぜそんなものに魅力を感じていたのか不思議に思う。
というように使います。
スポンサーリンク