「当方(とうほう)」はビジネスシーンでよく使われる言葉なので、その意味はしっかりと理解しておいた方が良いでしょう。
ここでは当方の意味や使い方をわかりやすく解説していきます。
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当方の意味
当方は「自分の属している方」や「こちら」という意味の言葉です。
「当方に有利な判断」といえば「こちらに有利な判断」という意味になります。
ちなみに、「私」のことを「当方」という人もいますが、これは誤用とされています。
つまり「当方は田中一郎と申します」というような使い方は誤用ということですね。
ただ、「こちら」や「こちら側」というニュアンスで自分自身を表す場合には「当方」を使うことができます。
例えば「当方が歩きスマホをしていても、向こうが勝手によけてくれる」というような使い方はできるということです。
当方という言葉の意味はあくまで「自分の属している方」なので、自分の属している方がたとえ自分一人だけであったとしても、その意味では使えるようですね。
これは「こちら」と全く同じ意味なので、当方は「こちら」と言い換えて理解した方がわかりやすいでしょう。
当方の使い方
- サバイバルゲーム中に土砂崩れに遭ったが、当方のチームは皆無事だった。
- 当方が提示した契約条件について、先方は了承しなかった。
- 当方が好意のあるそぶりをみせても、彼女は全く興味が無い様子である。
というように使います。
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