「泥酔(でいすい)」はお酒が好きな方であれば一度は経験することかもしれません。
ここでは泥酔の意味について簡単に解説していきます。
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泥酔の意味
泥酔とは「訳がわからなくなるほど酔っぱらうこと」という意味の言葉です。
泥酔の「泥(でい)」は空想上の虫の名前で、この「泥」は海に住んでおり、体に骨を持たず、水中から出ると体が泥土のようにぐにゃぐにゃになってしまう生き物です。
このぐにゃぐにゃの生き物に例えられるほど、わけのわからない状態になるまで酔っぱらうことを「泥酔」といいます。
泥酔と似た言葉に「酩酊(めいてい)」がありますが、こちらは「ひどく酔うこと」を意味する言葉で、泥酔よりはマシな状態をいいます。
具体的には「酩酊状態」であれば血中のアルコール濃度が0.11~0.3パーセント、「泥酔状態」であれば同0.31~0.4パーセントと規定されています。
ちなみに、血中のアルコール濃度が0.1パーセント以下であれば「ほろ酔い状態」、0.41パーセント以上であれば「昏睡状態」と表現されます。
ほろ酔い状態に留めておくことが上手なお酒の飲み方と言えそうですね。
泥酔の使い方
- 昨日、生まれて初めて泥酔したようで、途中から記憶がない。
- 泥酔状態の友人を介抱し、自宅まで連れて行った。
- 飲酒運転の取り締まりで泥酔したドライバーが捕まった。
というように使います。
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