固執の意味、読み方をわかりやすく

固執

固執という言葉は、意味は簡単ですが読み方が2通りあるため、混乱しないように注意が必要です。

この記事では「固執」の意味や使い方について解説していきます。

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固執の意味とは

固執は「自分の意見などにこだわって譲らないこと」という意味の言葉です。

「固」は「かたくな」や「融通がきかない」、「執」は「こだわる」という意味を持っている言葉です。
そのため、これらの言葉を合わせた「固執」は「こだわって譲らない」という意味になります。

固執の読み方

固執の読み方は2通りあります。

1つが「こしつ」、もう1つが「こしゅう」です。
「こしつ」は慣用読みです。
慣用読み(かんようよみ)とは、正式な読み方ではないがよく用いられている読み方のことで、この場合には「こしゅう」が正式な読み方で、「こしつ」が一般的な読み方になります。

「こしつ」という読み方は本来は誤用でしたが、今では広く一般に定着している読み方なので、誤用であるとは言えません。
むしろ「こしゅう」と読んで、間違っていると思われることのほうが多いでしょう。

固執の使い方

<自分の主張を曲げない場合に>

  • 彼は自分の考えに固執しすぎるあまり、周りを敵に回して苦境に立たされている。
  • 固執していた自分の考えを間違いだと認めることは、とても勇気のいることだ。

<地位や役職にしがみついている場合に>

  • 議員としての地位に固執するあまり、犯罪まがいの行為にまで手を染めてしまった。
  • 代表取締役という役職に固執し続けた結果、残ったものはお金だけだった。

<いつまでも同じことをやり続けている場合に>

  • 弁護士の資格に固執し勉強してきたが、結局、合格することは出来なかった。
  • ただ1つの仕事に固執していると、その仕事がなくなった時にどうしようもなくなるので、要注意。

というように使います。

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