お蔵入りの意味とは?例文もご紹介

お蔵入り

「お蔵入りになった番組」などのように使う「お蔵入り」という言葉。

「お蔵入り」とはどのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「お蔵入り」の意味や例文について、わかりやすく解説していきます。

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お蔵入りの意味

お蔵入りは「予定していた芝居や映画の上演が取り止めになること」という意味の言葉です。
転じて、芝居や映画などに限らず「計画が実行に移されなくなること」という意味でも使います。

「番組がお蔵入りになる」で「番組が放送中止になる」という意味になります。

お蔵入りの語源

江戸時代、庶民の娯楽である「芝居」は、最終日を「千秋楽(せんしゅうらく)」といい、不人気の芝居は公演の途中で千秋楽を迎えました。
「千秋楽」は略して「楽(らく)」と言われており、公演途中で千秋楽を迎えることを「楽(らく)になる」と言われていたようです。

「らくになる」が隠語で「くらになる」と表現されるようになり、さらに「お」が付いて「おくらになる」となり、もともとあった「蔵入り」という言葉と混同されて「お蔵入り」になったとされています。

お蔵入りの例文

  • 出演者のトラブルにより映画がお蔵入りになった。
  • 過激な内容でお蔵入りになったTV番組。
  • 長らくお蔵入り状態になっていた作品が、この度、公開された。

などのように使います。

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