エディション
「ファーストエディション」などのように使う「エディション(edition)」という言葉。
よく聞く言葉ですが、なんとなく意味を理解している方も多いかもしれません。
「エディション」は割とよく使うカタカナ語なので、意味をしっかり理解しておきましょう。
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エディションの意味
エディション(edition)は「版(はん)」という意味の言葉です。
「版」はもともと「印刷版」を意味する言葉ですが、転じて「印刷版を用いて印刷すること、またはそれを出版すること」という意味でも使われます。
「エディション」は「印刷すること」や「出版すること」を意味しており「ファーストエディション」で「初版(=第一版)」つまり「最初に作成された印刷版を使って印刷されたもの、または出版されたもの」という意味になります。
ただし、「エディション」は印刷物に限らず、ゲームやDVDなどについて言うことも多く、「特別版」を「スペシャルエディション」、「豪華版」を「デラックスエディション」と言ったりします。
版と刷の違い
「版」は「印刷版」のことで、内容の改訂などがあり、印刷版を新しくした場合は「第二版」「第三版」というように数が増えていきます。
最初の印刷版で刷る分は何度刷っても「初版」です。
対して、売り切れなどによる増刷(ぞうさつ=追加して印刷すること)分は「刷」で表します。
最初に印刷した分を「初刷(しょずり、はつずり)」や「第一刷(だいいちずり)」といい、増刷されるたびに「第二刷」「第三刷」と数が増えます。
エディションの使い方
- 付録付きデラックスエディションも同時発売される。
- スペシャルエディション盤のDVDが発売された。
- 大枚をはたいて古典的名著のファーストエディションを手に入れた。
などのように使います。
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