AD
歴史の教科書やテレビ番組などでよく使われる「AD」という言葉。
「AD」には複数の意味があるため、 この記事ではそれぞれの意味についてわかりやすく解説していきます。
「AD」の意味を知り正しく使い分けられるようにしましょう。
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AD の意味
AD(エーディー) にはいくつかの意味があります。
一つ目は「西暦(せいれき)」という意味。
西暦とは「イエス・キリスト生誕の年を最初の年(紀元)とする西洋の暦」のことです。
「AD」 はラテン語で「イエス・キリストの年」を意味する「 Anno Domini(アンノドミニ)」の略です。
「AD2000年」で「西暦2000年」という意味になります。
これは、イエス・キリスト生誕から2000年目の年ということです。
「AD」は「A.D.」とピリオドを付けて表記することもありますが、この場合のピリオドは「終わり」ではなく「省略」を意味します。
ちなみにイエス・キリスト生誕より前の年は「Before Christ(ビフォアキリスト)」を略して「BC」と言います。
ADのその他の意味
TV業界などでは「AD」は「アシスタントディレクター」という意味で使われており、これは英語の「Assistant Director」の略です。
日本語では「演出助手」と訳され、仕事は主に番組制作の補佐です。
また、「AD」は「広告」という意味でも使われます。
これは英語で「広告」を意味する「advertisement」の略です。
ただし、この意味では「AD」と書いて「アド」と読むので注意しましょう。
ADの使い方
- AD525年頃から西暦が使われるようになった。
- 鎌倉幕府の成立はA.D.1192年からA.D.1185年に変更された。
- ディレクターになるために、まずはADとして頑張る。
などのように使います。
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