有無
「有無を言わさぬ態度」などのように使う「有無」という言葉。
「有無」には複数の読み方があるため、少し混乱しやすいかもしれません。
そこで、この記事では「有無」の意味や読み方などについて解説していきます。
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有無の読み方
有無は「うむ」と読むのが一般的です。
ただし「ゆうむ」や「ありなし」や「あるなし」などと読むこともあります。
いずれの場合も誤読ではありませんが、誤読だと思われる可能性もあるので、「うむ」と読むのが無難だと考えられます。
有無の意味
有無は「あるかないか」や「承知か不承知か」を意味する言葉です。
「怪我の有無を確かめる」で「怪我があるかないかを確かめる」、「有無を言わさぬ態度」で「承知か不承知かを言わさぬ強引な態度」という意味になります。
「有無」はもともと仏教用語で「存在するものと存在しないもの」という意味の言葉です。
ここから転じて「あるかないか」などの意味が生じたものと考えられます。
有無の使い方
- 連絡の有無にかかわらず、時間になったら出発するので遅れないように。
- 教養の有無が人生の豊かさにつながる。
- 有無を言わせぬような威圧感がある上司。
- この期に及んで有無はあるまい。
などのように使います。
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