うぶ
「うぶな人」などのように使う「うぶ」という言葉。
どこかで一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、意味をはっきりと説明できる人はあまり多くないかもしれません。
「うぶ」には複数の漢字表記があるため、この記事では「うぶ」の意味や使い方のほか、漢字表記についても解説していきます。
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「うぶ」の漢字表記
「うぶ」は「初」または「初心」と書きます。
どちらも同じ意味の同じ言葉です。
ただし「初心」は「しょしん」とも読み、その場合は「習い始め」などの意味も含まれるため、「しょしん」と読むと伝わりにくいかもしれません。
また「産」や「生」と書いて「うぶ」と読むこともありますが、この場合は「生まれたときのままであるさま」という別の意味になります。
「うぶ」の意味
うぶ(初・初心)は「純情なさま」や「ういういしいさま」という意味の言葉です。
具体的には、恥ずかしがってすぐに顔が赤くなったり、異性との接し方がわからずに困っている様子などを「うぶ」と言います。
「うぶ」は「照れ屋」や「シャイ」などと同じ意味で使うことも多いです。
「うぶ」は「まだ世の中のことをあまりわかっていない子供のような様子」と理解するとわかりやすいでしょう。
「うぶな人」は好感を持たれることが多いので「うぶ」は良い意味で使うことが多いです。
ただし、目上の人に使うと失礼に当たることがあるので注意しましょう。
「うぶ」の使い方
- うぶな少女に声を掛けようとする男。
- うぶな青年が社会の荒波に翻弄される。
- 私の娘はもういい年なのに、うぶで困っている。
などのように使います。
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