引率
「教師が生徒を引率する」などのように使う「引率」という言葉。
古くは「いんぞつ」とも読みましたが、現在では「いんそつ」と読みます。
「引率」は、よく聞く言葉ですが、その意味をご存じでしょうか?
この記事では「引率」の意味や類語などについて、わかりやすく解説していきます。
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引率の意味
引率(いんそつ)は「多くの人を引き連れること」という意味の言葉です。
「教師が生徒を引率する」で「教師が多くの生徒たちを引き連れる」という意味になります。
大勢を引き連れるのが「引率」なので、一人や二人を引き連れるのは「引率」とはいいません。
また、「引卒」という漢字表記は、誤りなので注意しましょう。
引率の類語
引率の類語には次のような言葉があります。
- 統率(とうそつ):多くの人をまとめて率いること。
- 同伴(どうはん):一緒に連れていくこと。
- 音頭取り(おんどとり):多くの人の先に立って物事を行うこと。
- 先導(せんどう):先に立って導くこと。
- 牽引(けんいん):ひっぱること。
引率の使い方
- やんちゃな生徒たちを引率するのは骨が折れる仕事だ。
- ガイドが旅行客を引率して、名所を案内する。
- 遠足の引率者にには、子供たちを守る責任がある。
などのように使います。
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