一服の意味とは?

一服

「ちょっと一服」や「一服の清涼剤」などのように使われる「一服」という言葉。
「いっぷく」と読みます。

なぜ「服」という漢字が使われているのか、疑問に思う方も多いかもしれません。

この記事では「一服」の意味や使い方のほか、「服」が使われる理由についてわかりやすく解説していきます。

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一服の意味

一服は「お茶やタバコを一回のむこと」「一回分のお茶やタバコ」という意味の言葉です。
ここから転じて「お茶やタバコをのんで一休みすること」という意味でもよく使われます。
あくまでも、一回分のお茶やタバコをのむ間の休憩なので、長い時間ではなく、ほんの短い間の休憩を表します。

また、「一服」は「薬」、特に「毒薬」を意味することもあり、「一服盛る」で「毒薬を調合する」や「毒薬を飲ませる」という意味になります。

「服」という字が使われている理由ですが、「服」には「着物」という意味に他にも「体や心に受け入れる」という意味があります。
一服の「服」は数助詞であり、「お茶やタバコなどを体に受け入れる回数」つまり「お茶やタバコなどをのむ回数」を意味します。
「一服」は「一回のむこと」、「二服(にふく)」は「二回のむこと」を意味します。

現在では、「一服」は「少しの間の休憩」という意味で広く使われており、 金融用語としては「 相場が一時的に止まり、小休止状態になること」を意味します。

一服の使い方

  • 素敵な和室で、お茶を一服いただく。
  • 気分転換に、ちょっと一服してくるよ。
  • どうやら一服盛られたようだ。
  • 相場が一服し、しばらくは様子見ムードが続きそうだ。

などのように使います。

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