礎
「国家の礎になる」などのように使う「礎」という言葉。
「いしずえ」と読みます。
「礎」は元々の意味から転じて、比喩的な意味で使われることも多いです。
正しい意味を理解して、適切に使い分けられるようにしましょう。
この記事では「礎」の意味や使い方、類語などについて解説していきます。
スポンサーリンク
礎の意味
礎は「建物の土台となる石」という意味の言葉です。
「礎石(そせき)」や「土台石(どだいいし)」とも言います。
「礎」は、もともと「石据え」が語源であり、古くは「いしすえ」と呼ばれていました。
上記の意味から転じて、礎は「物事の基礎となる大事な物や人」という意味で比喩的に使われます。
比喩的な用法としては「国の発展の礎となった人物」で「国が発展するための土台を作った人物」というような意味になります。
礎の類語
「礎」の類語には次のような言葉があります。
- 基礎(きそ): 建造物を支える最下部の構造物。物事を成立させる大もとの部分。
- 基(もと):建物や物事の土台。
- 根本(こんぽん):物事を成り立たせる基盤になっていること。
- 基本(きほん):物事が成り立つための拠り所となる大もと。
礎の使い方
- 長い年月を経て建物の礎だけが残った。
- 西郷隆盛は明治時代の礎を築いた。
- 国の発展の礎となった男 。
などのように使います。
スポンサーリンク