勇み足
「勇み足を踏む」などのように使う「勇み足」という言葉。
「いさみあし」と読みます。
「勇み足」は誤用も多い言葉なので、正しい意味を知り、適切に使えるようにしておきましょう。
この記事では「勇み足」の意味や使い方について分かりやすく解説していきます。
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勇み足の意味
勇み足は「調子に乗って思わぬ失敗をすること」という意味の言葉です。
勇み足は「勇」という字が用いられていることから、良い意味で使われることがありますが、これは誤用です。
「勇み足」は悪い意味で使います。
このことは語源を知ると理解しやすいです。
勇み足の語源
「勇み足」は、もともと「相手を土俵際まで追い詰めながら、勢い余って自分から先に足を出してしまうこと」という意味の相撲用語です。
「勇み足」は、相手が技をかけていないため、八十二手の決まり手とは区別され、非技とされています。
要するに自滅です。
ここから転じて「勇み足」は「調子に乗って思わぬ失敗をすること」という意味で使われるようになりました。
語源から分かるように、「勇み足」は悪い意味しか持たない言葉なので、良い意味では使わないようにしましょう。
勇足の使い方
- 警察が誤認逮捕の勇み足を踏んでしまった。
- 新入社員の勇み足を笑って許す上司。
- 勝ち越しのかかった大事な一番なのに勇み足で負けてしまった。
などのように使います。
最後だけ相撲用語として使っています。
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