アリバイ
推理小説でおなじみの「アリバイ」という言葉。
警察沙汰になった時はもちろん、日常でも何かを疑われた時にアリバイと言うことがあります。
例えば浮気を疑われた時などですね。
アリバイが求められるような事態は避けたいものですが、 そうなってしまった時のために、正確な意味を理解しておきましょう。
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アリバイの意味
アリバイは「犯罪などの被疑者が、事件発生時に犯行現場とは別の場所にいたことの証明」という意味の言葉です。
和訳では「現場不在証明(げんばふざいしょうめい)」と訳されます。
事件発生時に犯行現場とは別の場所にいたことを証明することで、犯罪を実行し得なかったことを証明し、 無実を立証することができるため、特に欧米の裁判では重視されています。
アリバイは裁判や警察沙汰で使われることが多い言葉ですが、日常生活でも使うことがあります。
例えば、パートナーから浮気を疑われた時に「 俺にはアリバイがある。 昨日の夜は友達の家でずっと飲んでいた。」などのように弁解したりします。
アリバイの語源
アリバイはもともとラテン語で「他の所に」を意味する「alibī」が語源です。
18世紀には法律関係で使われるようになり、現在の意味で定着したようです。
日本で広く普及したのは大正から昭和にかけてです。
江戸川乱歩などの有名な作家が探偵小説でアリバイという言葉を使い、これが浸透したとされています。
アリバイの使い方
- 彼にはアリバイがあるため犯人ではない。
- 俺のアリバイ工作は完璧だ。
- アリバイが崩れて無実を立証することができない。
などのように使います。
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