「あまつさえ雨も降り出した」などのように使う「あまつさえ」という言葉。
漢字では「剰え」と書きますが、平仮名で表記されることが多い言葉です。
この記事では「あまつさえ」の意味や使い方について、わかりやすく解説していきます。
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あまつさえの意味
「あまつさえ」は「別の事柄がさらに付け加わるさま」という意味の言葉です。
主に好ましくないことが重なるさまを言います。
「おまけに」や「その上」と同じ意味です。
「車が故障し、あまつさえ家が火事になった」などのように使います。
「あまつさえ」はもともと「あまりさえ」であり、これが「あまっさえ」となり、現在のような「あまつさえ」になったとされています。
漢字の「剰」は「多すぎる」「あまる」などの意味を持ちます。
「余剰」の「剰」ですね。
あまつさえの使い方
- 私を守ろうとはせず、あまつさえ自分だけ逃げ出そうとした男。
- 医者から止められているのに酒を飲み、あまつさえタバコまで吸ってしまった。
- 山で遭難した。あまつさえ天候が荒れだした。
などのように使います。
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