「デジタル機器」や「デジタル放送」など、近年よく使われるようになった「デジタル(digital)」という言葉。
対義語は「アナログ(analog)」です。
「デジタル」も「アナログ」もよく聞く言葉ですが、その意味を正確に説明できる方はあまり多くないかもしれません。
この記事では「デジタル」や「アナログ」の意味、またその違いなどについて分かりやすく解説していきます。
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デジタルの意味
「デジタル(digital)」は「情報を0と1で表す方式」ことです。
コンピュータで情報を扱うときは、情報を0と1で表すと都合が良いため、コンピューターで扱うデータは、ほとんどがデジタルデータになります。
パソコンやスマホの画面に表示されているこの文章もデジタルデータ。
ディスプレイに映し出される映像や、 スピーカーで再生される音など、身近なコンピュータが扱うデータはほとんど全てがデジタルです。
アナログの意味とデジタルとの違い
対して「アナログ(analog)」は「情報を連続的に表す方式」のことです。
デジタルのように0と1で表すのではなく、全て連続している情報になります。
例えば、デジタル時計(時間を数字で表す時計)は表示が「12:00」から「12:01」に変わるため、その間の情報がありません。
これは情報が連続していないということです。
対して、アナログ時計(時間を針で表す時計)は「12:00」から「12:01」の間も針が動くので、その間の情報があります。
このように、連続していない情報を「デジタル」、連続している情報を「アナログ」と言います。
言葉としてのデジタルとアナログ
前述のように「デジタル」はコンピューターが情報を扱う上で適した方式であるため、「先進的」というニュアンスがある言葉です。
対して「アナログ」という言葉は、「昔ながらのやり方」や「古い」という意味で使われることもあります。
デジタルとアナログの使い方
- 地上波のデジタル放送が始まった。
- デジタルカメラが水没し、中のデータが全て消えた。
- 僕はアナログ人間なので、スマホは持たない。
- アナログなやり方は効率が悪い。
などのように使います。
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