「あたかも○○のようだ」や「時あたかも○○」などのように使う「あたかも」という言葉。
漢字で書くと「恰も」または「宛も」となります。
「あたかも」はよく耳にする言葉なので、意味を知り、正しく使えるようにしておきましょう。
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あたかもの意味
「あたかも」の意味は二つあります。
一つ目は「ちょうど」や「まるで」という意味。
あるものが他のものによく似ていることを表します。
この意味では、後ろに「のような」や「のごとし」などの語を伴って使うことが多いです。
「あたかも死人のような顔色だ」で「まるで死人のような顔色だ」という意味になります。
二つ目は「ちょうどその時」という意味。
「時あたかも○○」と言う場合はこの意味です。
「時あたかも令和元年」で「令和元年ちょうどその時」という意味になります。
「あたかも」は一般的には一つ目の「ちょうど」や「まるで」という意味で使うことが多いです。
あたかもの使い方
- あたかも酔っ払いのように足元がおぼつかない。
- あたかもマシーンのようなスピードで仕事をこなす新人。
- 時あたかも読書の秋である。
というように使います。
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