「愛着が湧く」などのように使う「愛着」という言葉。
元々は仏教用語であり「あいじゃく」とも読みますが、一般的には「あいちゃく」と読みます。
仏教用語としては良い意味ではありませんが、一般的には良い意味合いで使います。
この記事では「愛着」の意味や使い方についてわかりやすく解説していきます。
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愛着の意味
愛着は「慣れ親しんだ人や物に深く心を惹かれ、離れがたく感じること」という意味の言葉です。
愛着はもともと仏教用語で「欲望にとらわれて離れられないこと」という意味の言葉ですが、これが転じて「深く心を惹かれ離れがたく感じること」という意味が生じました。
漢字を見ると「愛」は「強く心を惹かれる」、「着」は「くっついて離れない」という意味を持ちます。
二つを合わせた「愛着」は上記のような意味になります。
「愛着」は、仏教用語としては悪い意味ですが、一般用語として使う場合は良い意味で使われます。
例えば、故郷を大切に思って離れがたく感じる気持ちを「故郷に愛着が湧く」などと表現します。
愛着の使い方
- 小学生の頃に買ってもらった文房具に愛着を感じており、今でも大切に使い続けている。
- ずっと住んでいる家に特別の愛着を抱いている。
- いざ別れの時になると急に愛着が湧いてきた。
というように使います。
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