「哀愁が漂う」や「哀愁を帯びる」などのように使う「哀愁(あいしゅう)という言葉。
よく聞く言葉ですが、意味を的確に説明できる方は少ないと思います。
類語もあるので、正確な意味を知り、適切に使い分けられるようにしておきましょう。
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哀愁の意味
哀愁は「もの悲しい気持ち」を意味する言葉です。
「もの悲しい」は「理由もなくなんとなく悲しい」という意味の言葉。
はっきりした理由はないけれど、なんとなく悲しい気持ちが「哀愁」です。
特に理由もなく、耳にすると何故か悲しい気持ちになるメロディーを聞いたことがありませんか?
そのようなメロディーを「哀愁が漂うメロディー」や「哀愁を帯びたメロディー」と表現します。
似た言葉の「哀感(あいかん)」は、哀愁と意味はほとんど同じですが、哀愁よりも強いもの悲しさをいいます。
哀愁に比べて、より心に染み入るような強いもの悲しさが「哀感」です。
哀愁の使い方
- 父親の後ろ姿に淡い哀愁を感じる。
- 哀愁を帯びた雰囲気の曲。
- ベテラン俳優の哀愁を漂わせる演技。
というように使います。
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