「思慮深い(しりょぶかい)」や「思慮を欠く」というように使う「思慮(しりょ)」という言葉。
「思慮分別(しりょふんべつ)」という四字熟語もあります。
「思慮」は一見すると難しそうな言葉ですが、意味は簡単です。
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思慮の意味
思慮(しりょ)は「いろいろと慎重に考えること」という意味の言葉です。
「思」と「慮」はいずれも「おもいめぐらす」という意味を持つ漢字。
思いを巡らせていろいろと考えることが「思慮」です。
「慮」は訓読みで「おもんぱかる」と読みます。
「おもんぱかる」も「おもいめぐらす」という意味の言葉です。
「思慮深い」は「注意深く十分に考えるさま」、「思慮分別」は「分別=物事を判断すること」なので「物事を慎重に判断すること」という意味の四字熟語です。
思慮の使い方
- 思慮のある人は夜の一人歩きを控える。
- 思慮深い男に見えるが、実はあまり考えていない。
- 思慮が浅く、判断ミスを繰り返す男。
というように使います。
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