「要領を得ない」や「要領が良い・悪い」というように使う「要領(ようりょう)」という言葉。
この言葉には複数の意味があるので混乱しないようにしましょう。
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要領の意味
要領には2つの意味があります。
1つ目は「物事の最も大切な部分(=要点)」という意味です。
「要領を得ない」で「物事の最も大切な部分(=要点)がはっきりしない」という意味になります。
2つ目は「物事のうまい処理の仕方」という意味です。
「要領が良い」という場合はこの意味ですが、注意点としては「要領が良い」という言い回しが、良い意味と悪い意味の両方を持つことです。
「要領が良い」で「手際が良い」という良い意味と、「手抜きがうまい」や「人に取り入るのがうまい」という悪い意味のどちらにもなるので注意が必要です。
要領の使い方
<物事の最も大切な部分という意味>
- 要領を得ない答えしか返ってこない。
- 会話の要領を記録しておく。
<物事のうまい処理の仕方という意味>
- 要領が良く、仕事ができる男。
- 要領が良いだけで、ろくな仕事をしない男。
というように使います。
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