日常的によく使う「一応(いちおう)」という言葉。
ビジネスシーンで使うと怒られることもあります。
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一応の意味
一応(いちおう)は「十分ではないが、ひととおり」や「念のために」という意味の言葉です。
「一応完成した」で「十分ではないがひととおり完成した」、「一応確認する」で「念のために確認する」という意味になります。
「一応」は「いい加減に」というニュアンスがある言葉なので、職場などで「一応やっておきました」などというと「きちんとやっていない」と受け取られる可能性があり、注意が必要です。
「一応」は本来「一往」と表記しますが、現在では「一応」と書くのが一般的です。
ちなみに「一応」と発音が似ている「一様(いちよう)」は「すべて同じ様子であるさま」という意味の別の言葉です。
一応の使い方
<十分ではないが、ひととおりという意味>
- 一応の完成をみる。
- 説得したところ、一応納得したようである。
<念のためにという意味>
- 大丈夫だと思うけど、一応確認しておいて。
- 一応考えてみる必要がある。
というように使います。
「一応」は「一応の」と使うことも多いです。
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