起因の意味とは?

「整備不良に起因する事故」というように使う「起因(きいん)」という言葉。
「原因(げんいん)」や「要因(よういん)」など、似た意味の言葉もあるので混乱しないようにしましょう。

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起因の意味

起因(きいん)は「物事が起きた原因となること」という意味の言葉です。

そのことが起きたキッカケであり、そのことの始まりとなることを「起因」と言います。
例えば、整備不良がキッカケで事故が起きた場合は、「整備不良」が「事故の起因」となります。

「原因」は「物事を引き起こすもとになること」という意味の言葉で意味が広く、「原因」の中で直接のキッカケになるものが「起因」です。

「要因」は「主な原因」という意味の言葉で、「原因」の中で「主だったもの」を意味します。

意味が広いので「原因」を使えば間違いは少ないですが、より適切に表現できるように「起因」や「要因」も使えるようにしておいた方が良い言葉ですね。

起因の使い方

  • 少子化に起因する人手不足。
  • ほとんどのトラブルは彼の性格に起因している。
  • トラブルの起因が自分にあることを彼は知らない。

というように使います。
「起因」は「~に起因する」というように動詞形で使われることが多いです。
ちなみに「原因」も「原因する」というように動詞形で使われることがたまにあります。

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