「布石を打つ」というように使われる「布石(ふせき)」という言葉。
よく聞く言葉なので意味を理解しておきましょう。
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布石の意味
布石(ふせき)は「将来のためにあらかじめ整えておく手はず」という意味の言葉です。
先々のことを考え、前もってしておく準備のことを「布石」と言います。
「布石を打つ」で「将来のためにあらかじめ手はずを整えておく」という意味になります。
「布石」はもともと囲碁用語で、「序盤戦の石の配置」という意味の言葉です。
序盤戦なので、先々の中盤戦や終盤戦のことを考えて石を配置していきます。
ここから比喩的に、囲碁以外でも「将来のためにあらかじめ整えておく手はず」のことを「布石」というようになりました。
ちなみに「布石」と書いて「ぬのいし」と読む場合は建築用語で「布敷きに用いる石」という意味になるので注意しましょう。
布石の意味
- 新党結成への布石となる出来事。
- 今のうちに布石を打っておく。
- 次期社長になるための布石である。
というように使います。
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