「不毛な議論」というように使われる「不毛(ふもう)」という言葉。
「不毛」には複数の意味があるので、それぞれについて理解しておきましょう。
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不毛の意味
不毛(ふもう)には2つの意味があります。
1つ目は「土地がやせて作物が育たないこと」という意味です。
「不毛の地」で「作物が育たない土地」という意味になります。
「毛」には「作物」という意味があるので「不毛」で「作物が育たない」という意味になります。
「二毛作(にもうさく)」の「毛」も「作物」という意味です。
2つ目は「なんの成果も得られないこと」という意味です。
「不毛な議論」で「なんの成果も得られない議論」という意味になります。
2つ目の意味は「土地がやせて作物が育たないこと」という1つ目の意味を比喩的に用いた意味です。
様々なことについての「成果」を「作物」に例えているわけですね。
不毛の使い方
<土地がやせて作物が育たないことという意味>
- 不毛の大地が広がっている。
- 完全な不毛地帯になった。
<なんの成果も得られないことという意味>
- 不毛な時間を過ごしてしまった。
- 不毛な争いを続けるのは、むなしいだけである。
というように使います。
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