「昇華(しょうか)」は化学の分野で使われたり、比喩的な意味で日常的にも使われたりする言葉です。
ここでは「昇華」のそれぞれの意味について解説します。
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昇華の意味
昇華(しょうか)は「固体から気体へ直接変化すること」という意味の言葉です。
この意味では化学の分野で使われます。
例えば、ドライアイスは二酸化炭素が固まったものなので、溶けると液体にはならず、いきなり気体になります。
このような変化を「昇華」と言います。
昇華は上記の意味から転じて、比喩的に「ものごとがより高度な状態に高められること」という意味で使われることが多いです。
「苦悩を芸術へと昇華させた」というような使い方です。
これは、苦悩している状態から芸術を生み出した、という意味ですね。
この場合では「苦悩」を「固体」、「芸術」を「気体」に例えて「昇華」といっているわけです。
昇華の使い方
<固体から気体へ直接変化することという意味>
- ドライアイスは常温で昇華する。
- 実は氷点以下では氷も昇華している。
<ものごとがより高度な状態に高められることという意味>
- 激しい怒りを芸術へと昇華させた。
- ただの殴り合いを昇華させてボクシングが誕生した。
というように使います。
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