「定量的な評価」というようにビジネスシーンでもよく使われる「定量的(ていりょうてき)」という言葉。
上司や先輩から指示されたときに意味がわからないと困るので、定量的の意味をしっかり理解しておきましょう。
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定量的の意味
定量的(ていりょうてき)は「数値や数量で表すさま」という意味の言葉です。
例えば「人手を1人増やせばリンゴが100個多く収穫できる」という分析は定量的です。
「人手を増やせばリンゴが多く収穫できる」というザックリとした表現ではなく、数値や数量で具体的に表すことを「定量的」と言います。
「量」を「定める」ということですね。
物事を定量的に表現することは、具体的な目標や計画を立てる際に役立ちます。
先ほどの例でいえば、「リンゴを500個収穫したい」という目標がある場合に「人手を増やせばリンゴが多く収穫できる」ということしかわかっていないと、どのくらい人手を増やせばよいのか判断できないため、目標達成のための計画を立てることができません。
これに対して「1人増やせば100個多く収穫できる」という定量的な情報をもっていると「500個収穫するためには人手が5人必要である」ということがわかるので、計画を立てやすいです。
このため、ビジネスなどにおいては定量的な情報を求められることが多いという訳です。
定量的の使い方
- 上司から定量的な説明を求められた。
- 定量的な分析を行うために、まず定量的な測定を行うことにした。
- 定量的に表現したところ、今までよりも具体的にわかるようになった。
というように使います。
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