「天地無用」というシールが貼られている箱をたまに見かけます。
「天地無用」の意味を知らないと大変なことになるので、しっかりと理解しておきましょう。
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天地無用の意味
天地無用(てんちむよう)は「上下を逆さにしてはならない」という意味の言葉です。
荷物に「天地無用」と書かれたシールが貼られている場合は、「貼られている方を上にして、ひっくり返してはならない」という意味になります。
「天地」は「上下」、「無用」は「禁止」という意味を持つ言葉です。
したがって「天地無用」で「上下逆さは禁止」という意味になります。
「天地無用」は意味が勘違いされているケースも多いです。
約3割の人が「上下を気にしなくてよい」という逆の意味で理解しているようです。
これは「無用」に「不要」という意味もあることが原因です。
よく聞く「心配無用」はこちらの意味で「心配する必要はない」という意味ですが、このことから「天地無用」も「上下を気にする必要はない」という意味で誤解されることが多いようです。
天地無用のものを逆さにすると、中身が破損したりする恐れがあるので注意してください。
天地無用の使い方
- 天地無用と書かれた箱をひっくり返したら、中身が割れた。
- 大切なものが入っているので、天地無用のシールを貼っておいた。
というように使います。
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