葵
「葵(あおい)」は広く使われている言葉で、ちょっと書きにくいですが、名づけにも適した良い言葉です。
「葵」はどのような意味の言葉でしょうか?
名付けなどに使う前に意味をしっかりと理解しておきましょう。
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葵の意味
葵は「アオイ科の植物」のことです。
葵に含まれる植物の種類は多く、タチアオイやモミジアオイのほか、フヨウやムクゲなども含まれます。
また、葵をデザインしたものは紋所(もんどころ)に使われることも多く、徳川家の紋所にも使われています。
「紋所」とは、その家が定めている紋章のことで、徳川家の紋所は「三つ葉葵(みつばあおい)」です。
葵の読み方
葵は紋所になるくらいに縁起の良い植物を表す言葉ですから、名づけにも多く用いられています。
名づけの場合、多くは「あおい」と読ませますが、「まもる」と読ませる場合もあります。
また、「あおい」は訓読みで、音読みは「き」や「ぎ」と読みます。
四字熟語の「兎葵燕麦(ときえんばく)」などは「き」と読ませます。
「兎葵燕麦」は「名前と実態が違うこと」という意味の四字熟語です。
さらに、「山葵」と書いて「わさび」、「菟葵」と書いて「イソギンチャク」など、難しい読み方も多いです。
葵の花言葉
葵の花言葉としては「待望」「野心」「豊かな実り」などがあり、このため名づけにも適した言葉として認知されています。
また、葵には太陽の方を向く習性があることから、「仰(あお)ぐ陽(ひ)」という意味で「あおい」となったようで、このことからも大変よい印象の植物だといえるでしょう。
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