及びの意味と使い方、並びにとの違い

及び

「及び(および)」はちょっとかたい言葉ですが、意味はとても簡単です。

この記事では「及び」の意味をわかりやすく解説していきます。

「及び」はよく使われる言葉なので、意味をしっかりと理解しておきましょう。

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及びの意味とは

及びは「~と」という意味の言葉です。
英語で言えば「and」です。

「及び」は複数の物事を列挙したり、何かを付け加える場合に使われる言葉です。
「A及びB」といった場合、AとBの2つのことを表します。
例えば「りんご及びみかんを購入した」と言えば「りんごとみかんの両方を購入した」という意味になります。

また、「及び」と似た言葉として「並びに」がありますが、両者の意味はどちらも同じです。
両者の違いは使い方にあります。
一般的には使い方も区別されているわけではありませんが、厳密には違いがあります。
特に法律用語として使う場合は、厳密に分ける必要があります。

具体的にいうと、「及び」で列挙した物事と異なる種類の物事を列挙する場合に「並びに」を使います。
例えば、「りんご」と「みかん」と「たまねぎ」と「にんじん」の4つを列挙したい場合には、「りんご」及び「みかん」並びに「たまねぎ」及び「にんじん」、というように使います。

「りんご」と「みかん」は2つとも果物なので列挙には「及び」を使い、「たまねぎ」と「にんじん」は2つとも野菜なのでこれも列挙には「及び」を使います。
これに対して、「りんご・みかん」と「たまねぎ・にんじん」は種類が果物と野菜で別なので、列挙には「並びに」が使われます。

及びの使い方

  • 第1問及び第2問の正解者。
  • 神奈川県及び埼玉県にお住まいの方。

というように使います。

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