「失念(しつねん)」はビジネスシーンでよく使う言葉です。
使わずに済む方が良いですが、社会人であれば一度は使う機会があるでしょう。
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失念の意味
失念(しつねん)は「うっかり忘れること」や「ど忘れ」という意味の言葉です。
「失念しました」は「忘れました」の丁寧な言い方です。
うっかり忘れてしまった場合に「忘れました」というと無責任に聞こえることもあるので、「失念しました」と言う方が無難です。
「失念」はかたい言葉なので、主に職場の上司や仕事の取引先相手などに対して使います。
「失念」はもともと仏教用語です。
仏教用語で「念」は「記憶」という意味を持ちます。
「記憶=念」を「失う」ので「失念」といいます。
忘れないことが一番ですが、人間である限りミスはあると思いますので、社会人になったら「失念」は使えるようにしておいた方が良いでしょう。
失念の使い方
- 保管場所を失念してしまいました。
- 相手の名前を失念してしまった。
- 聞いたはずのことをすっかり失念していた。
というように使います。
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