「出歯亀(でばかめ)」は1度聞いたら忘れないような印象的な言葉です。
ここでは出歯亀の意味をわかりやすく解説していきます。
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出歯亀(でばかめ)の意味
出歯亀(でばかめ)は「でばがめ」ともいい、「のぞきの常習者」や「痴漢(ちかん)」や「変態」などを意味する言葉です。
「出歯亀」は、1908年にのぞきの常習犯である「池田亀太郎」という人物が起こした暴行殺人事件がきっかけで生まれた言葉です。
当時、この事件は大々的に報じられ、池田亀太郎が出っ歯だったことからこの事件を「出歯亀事件」と呼ぶようになり、ここからのぞきの常習者や痴漢などのことを「出歯亀」というようになりました。
英語では「ピーピングトム(Peeping Tom)」という言葉が「出歯亀」と同じ意味です。
ピーピングは「のぞき」という意味で、トムは「人の名前」です。
「ピーピングトム」は人名がもとになっているところも出歯亀と同じですね。
出歯亀の使い方
- 私の彼氏が出歯亀であることが判明したため、別れるべきか真剣に悩んでいる。
- 行きつけの銭湯で出歯亀が捕まった。犯人の男は出っ歯で、まさに出歯亀だった。
というように使います。
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