猿も木から落ちる
「猿も木から落ちる」は子供にもわかりやすく、とても有名なことわざです。
有名なだけに、同じ意味のことわざも豊富にあります。
この記事では、「猿も木から落ちる」の意味や同じ意味のことわざについてご紹介していきます。
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猿も木から落ちるの意味
猿も木から落ちるは「その道に優れた人であっても、時には失敗することがある」という意味のことわざです。
猿は非常に木登りが得意な動物ですが、その猿であっても時には木から落ちることもあることから、その道を極めた人であっても失敗することはある、という上手なたとえになっています。
猿も木から落ちると同じ意味のことわざ
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 天狗の飛び損ない(てんぐのとびそこない)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 文殊も知恵のこぼれ(もんじゅもちえのこぼれ)
- 千里の馬も蹴躓く(せんりのうまもけつまずく)
- 竜馬の躓き(りゅうめのつまずき)
- 麒麟の躓き(きりんのつまずき)
などが「猿も木から落ちる」と同じ意味のことわざとして挙げられます。
「河童の川流れ」は泳ぎの得意な河童でも時には川の流れに流されることがある、という意味のことわざ。
「天狗の飛び損ない」は飛ぶのが得意な天狗でも時には飛び損なうことがある、という意味のことわざ。
この二つは空想の生き物をたとえに使っており、ちょっとファンタジックなことわざになっていますね。
「弘法も筆の誤り」は書の達人である弘法(弘法大師空海のこと)でも時には書き間違いをすることがある、という意味のことわざ。
「文殊も知恵のこぼれ」は文殊(知恵を象徴する菩薩さま)のような知恵者であっても時には間違いをおかすこともある、という意味のことわざ。
最後の三つはいずれも、千里を駆ける名馬(竜馬、麒麟も素晴らしい名馬の意味)であっても時には躓くことがある、という意味のことわざです。
いずれも同じ意味のことわざですが、わかりやすさでいえば、やはり「猿も木から落ちる」が一番だと思います。
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いい、じがくに、なりました。
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
教えていただきありがとうございます。
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