「鼻であしらう」など、慣用句にも使われる「あしらう」という言葉。
よく聞く言葉ですが、その意味をご存知でしょうか?
「あしらう」は、日常的には悪い意味で使われることが多いですが、実は広い意味をもつ言葉です。
正しい意味を知り、適切に使えるようにしておきましょう。
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あしらうの意味
あしらうは「対応する」または「添える」という意味の言葉です。
特に「相手を見下していい加減に対応する」という意味で使うことが多いです。
「鼻であしらう」や「軽くあしらう」という以外に、単に「あしらう」だけで「いい加減に対応する」という意味を持つので注意しましょう。
また、「花をあしらう」などのように「添える」という意味でも使います。
「添える」は「主役を引き立たせるためにそばに置く」という意味。
「あしらう」を漢字で書くと「遇う」または「配う」となります。
「遇」は「もてなす」、「配」は「組み合わせる」という意味を持つ漢字です。
したがって、「対応する」という意味では「遇う」、「添える」という意味では「配う」と書くのが適しているでしょう。
あしらうの使い方
- クレーマーを上手にあしらう。
- 鼻先であしらわれて、腹が立った。
- 小花をあしらって料理を引き立てる盛り付け。
などのように使います。
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