「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」という言葉でも使われている「危惧(きぐ)」という言葉。
ニュースでもよく使われる言葉なので意味を理解しておきましょう。
スポンサーリンク
危惧の意味
危惧(きぐ)は「あやぶみ、おそれること」という意味の言葉です。
悪い結果になるのではないかと危ぶみ、恐れることを「危惧」といいます。
「絶滅危惧種」で「絶滅するのではないかと危ぶまれている生物種」という意味になります。
「危」は「不安に思う・あやぶむ」、「惧」は「おそれる」という意味の言葉です。
2つを合わせると「あやぶみ、おそれる」となります。
とてもよく似た意味の言葉に「懸念(けねん)」がありますが、これは「心配」という意味の言葉です。
「懸念」よりも「危惧」の方が対象が具体的です。
例えば「安全性に懸念を抱く」、「事故の発生を危惧する」というように使います。
「危惧」の方がより危険が差し迫ったイメージの言葉です。
危惧の使い方
- 絶滅が危惧されているクロサイ。
- 体制の崩壊を危惧する北朝鮮。
- 検査の結果に危惧を抱く。
というように使います。
スポンサーリンク